長く生きているといろいろなことを経験します。
たくさんの人と出会い、そのリレーションシップで傷ついたり、傷つけられたり。
「なぜ自分だけにこんなに不幸なことが起こるのだろう」
「なぜ自分はうまくいかないのだろう」
「なぜ同じような嫌なことに出会うのだろう」
こんなふうに思ったことは誰にでもあると思います。
常に自分の人生に起きるへのジャッジメント
- 正しいこと、悪いこと
- 楽しいこと、つまらないこと
- 成功、失敗
- 得、損
- 好き、嫌い
「バスに乗り遅れてついてない」
というような日常の小さいことから
「大病をして自分の夢が叶わなくなってしまった」
というような人生の中でも大きな出来事もあるでしょう。
頭では常に物事を判断し、またそこには必ず感情移入しています。楽しいことにはポジティブな感情が伴い、つまらないことにはネガティブな感情を伴います。
困ったことには、ネガティブな感情がそのまま下向きに居座ってしまうことがあります。
ただ、よく考えてみるとこのジャッジメントは他の誰でもない自分自身の基準でなされていることに気がつくのです。
見方を変えて感情から距離を置く
感情から距離が置けたらしめたものです。
なぜなら、その時点で
「1つ、大切なことを意識できるからです」
それは、
「全ての出来事、事柄には相反する2面を持ち合わせているということです」
そうなのです。
正しいと自分で判断したジャッジメントの裏には、その時には見えない問題が潜んでいるかもしれません。
また、その時は損をした、と思っても、後になって得を経験することになるかもしれないのです。
全てのことは学びを得るために起こります。
日常を少しでも平穏に、楽しく暮らすためのコツは
日々起こることの嫌なことは、その後ろにいいことが隠されている、と信じてみることです。そしていいことを見つける努力をしてみましょう。見つけることで、気持ちが楽になります。
楽になったら、そんな自分を癒してあげるのです。いいこと見つけたね!というように感謝することで、心が満たされることを感じることができるのです。
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