私はパンデミックの中、コロナにかかり肺炎を併発しました。
全てのことが人生での学びで、必要である、とわかっていても、やはり歓迎したいことではなく、辛い状態でベットに一人横たわっていることは落ち込まずにはいられませんでした。
コロナ禍では、下手に病院に行くこともできず、ただ、家族からも距離を置き、一人ぼっち、本当に心細い思いをしました。
呼吸は止まれば生きていることを継続できません。自分の肺が半分くらいになったように感じて、空気が肺に十分入っていないように感じた夜、怖くてたまりませんでした。
このまま死んだらどうしよう。どのタイミングで病院に行くべきなのか?と自問しました。
夜だったので、朝までとりあえず待ってみよう。そう思い、気を落ち着けてゆっくり呼吸をしました。そして頭をぐるぐる回る怖い声を追い払う方法を音楽に託したのです。それは音楽というより音でした。
枕元で、Youtubeで海の静かな波の音を流しました。
すると私の呼吸は穏やかになり、空気がスッと肺に入っていきました。
この時、私にとってどれだけ自然(音)が必要かと感じたのです。
今までの私は自然を楽しんでいましたが、自分と一体化することで、どれだけ癒されるかを感じたことはありませんでしたからこの、肺の病気のおかげで、生きているもの、生命共同体として自然を感じることができたのです。
病気は3週間かかり、その後も1年以上後遺症が残りましたがこのリハビリの間にも、私の病気への感謝はましていくのです。
その続きはまたアップしていくことにしますね。
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