初めまして、OKKOです
生まれは東京ですが、現在はヨーロッパの中心、ブリュッセル に住んでいます。
私の専門分野はアートです。ただ、アートと一言に言ってもいろいろで、教育、パーフォーマンス、創作、プロデュースと、その全てに関わって来ました。
このブログを書き始める決心に至るには、数年間の世界パンデミックの影響があります。否が応でも世界は少しずつ変わり始めていることを感じないではいられません。
私も去年は肉体的にも精神的にも大きなインパクトを受けて、これからの自分を深く考えなさい、とまるで誰かに背中を押されているような感じがしました。
パンデミックの間、ブリュッセルではほとんど外出禁止でした。警官が普通に、外に出ている人たちに対して罰金や、身分証明書の提示を求められるほど、厳しかったんです。
幸い、私の仕事は生徒さん達とマンツーマンで行うピアノの実技の授業なので、2020年の秋からは誰もいない閑散とした学校で、レッスンすることは許可されました。しかし、街は砂漠のように人影は少なく、店は音楽院の近くの1軒のカフェ(テイクアウト)のみの営業。自前のお弁当を持って、教室で食べ、冬の零下の日でも、換気のため窓を開けるという日々でした。
でも、そこに音楽がありました。その時だけはコロナを忘れたし、生徒さんと一緒に音を奏でることをクリエイトすることで心は喜びで一杯になりました。
アートは生きていくために絶対に必要なものなのだ!と今までになく心に強く確信しました。また、アートは決して特別なものではなく、全ての人に生きる喜びと、力を与えてくれると心から信じています。
30年以上の経験から学んだことでサポートしたいことがあります
30年以上、3歳から50歳まで、また17か国籍の生徒さんの指導を続けながら感じたことは、誰しもが持っている個性を見つけ、育てることは音楽や美術はもちろん、人間関係、仕事、健康、日常生活にも大きな影響を及ぼすものだということです。
そうした私の経験をふまえながら
「誰しもが持っている輝かせたい個性を、どうやって見つけ、どうやって育てるか」をテーマの中心として「アート」と「個性」をたくさんの角度から考えます。他人や社会とも共存しながらも、与えられるだけの価値観に振り回されない自分で生きることの幸せを手に入れましょう。
教育の場は少しずつ変化しなければなりません
私が現役で携わっているクラシック音楽界の教育の場の多くの場合”教える”という一方通行的な空気があります。先生から言われたことを、確実に習得するということが基本です。
もちろん、職人的な技術、言い換えると「楽器を弾く」というテクニックを要供されるものでもあるので、この部分はもちろん多くの時間を割くことになりますし、先生からの助言は大変役立つことになります。
けれども、アートは技術だけでは完成することはありません。あくまでも、技術はその人の個性から生まれる創造性を、音という人の耳に届くものとして、表現するためのものであるからです。そして、その開花させる個性を大切に愛を持って育てていくことも、技術を学ぶことと同じくらいに大切なことなのです。
シェルパーって知っていますか?
私は山登りのシェルパーのように一緒に歩くという考え方が、好きです。というのも、一緒に歩くということには、たくさんの重要な意味があるからです。なぜ突然シェルパー?って思いますよね。
それは、自分らしく輝いて、幸せに生きる、という目指す頂上が同じだから、私は一緒に歩く気持ちを持ってこのブログを書こうと思っているからです。
- - 同じ景色を見ながら、感情をシェアできます
- - 危険なところを避け、迅速かつ適切な道に案内できます
- - 汗を流し、困難克服後の山頂に着いた時の喜び、達成感は2倍以上になります
- また、少し辛口に聞こええるかもしれませんが
- - 自分の荷物を自分で持って歩くということが基本です
- - 自分で答えを探し、行動し、見つける、ことが個性を探す上で、とても重要になります
このブログでこれからあなたに伝えていきます
これから、このブログでは
- 週1回の投稿
- 「アート」と「個性」をキーワードとしての本文
- OKKOオリジナルインナーミュージックの視聴
- 教育現場、創作、プロデュースの裏話
などをトピックとして書いていきます。
アートについて語りたい、こんな個性ってあり?などコンタクトから是非コメントを送ってくださいね。お待ちしております。
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