思い込みはいいの、悪いの?

ノウハウ

以前の投稿で価値観の話をしたので、今回は水面下をさらに深く進み、思い込みをテーマにしてみたいと思います。

思い込みも、過去の経験、体験が作り出すことがほとんどです。最低3回、同じような感情、事柄、状況を経験することで形成されると言われています。

思い込みの意味 

思い込み(おもいこみ)とは、深く信じこむこと、また、固く心に決めること

「思い込み」の英語は「prejudice」です。 「prejudice」は、名詞としては「偏見」「先入観」という意味があり、動詞としては「偏見を持たせる」という意味があります。

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思い込みを意識するのに役立つ言葉

ちょっと意識して、周りの人が話している言葉を聞いてみてください。思い込み、と思える言葉がたくさん使われていることがわかりますよ。

また、普段、何気に使っている自分の言葉も意識してみましょう。

1.もし。。。たら、(例:もし、私が夕食を作らなかったら、子供がかわいそう。)

2.しなければならない (例:いい大学に入るには、たくさん勉強しなければならない)

3.いつも〇〇だ (例:いつも子供たちはいうことを聞かない)

4.絶対にこうならない (例:誰も、絶対私のいうことを聞いてくれない)

代表的な例を4つ挙げてみましたが、よく聞かれる例文はありましたか?

思い込みがもたらす悪い影響

思い込みがもたらす影響とは、どんなものでしょう。

1つには、考える視野が狭くなるということ。物事を多角的にみられなくなってしまうので、主観だけで決めつけたり、他人の意見に耳をかさくなってしまうことです。

2つには、自分の思い込みによる意見と異なる意見が出てくると、自分を否定されたような気持ちになってしまい、落ち込んでしまうというように、感情コントロールがうまくできないということです。

3つは、ピアノを教えている時に出会す場面ですが、あるパセージがうまく弾けない、ということが思い込みにあると、いくら練習してうまく弾けるようになっても、本番で、そのことが気になり、ミスってしまうことが多くあります。自分で暗示にかけてしまうんですね。

思い込みの力

ですが、頑固と呼ばれたり、融通が聞かない、怒りっぽい、など悪く言われることばかりではないのです。

アーティスト、スポーツ選手、など、自分にはその力がある、と思い込んで練習や、創作に励むことで、ある目的を達成できたり、長い年月の後に、素晴らしい作品が出来上がることもあるのです。

読んでいてお分かりと思いますが、ピアノの生徒さんの思い込みがうまくいく例もあります。私は上手なんだ、と思い込むことで根拠のない自信が思わぬ成果を出すこともあるのです。

また、プラシーボ効果と呼ばれるものは、実際にプラシーボ効果を目的とした偽薬も販売されています。高い効果のあることが判明しているプラシーボ効果は、私たちの普段の生活でよく聞く「ジンクス」や「おまじない」などにも通じるものがあるといえそうです。

砂糖水を、よく効く風薬といって飲ませたら、症状が緩和した、治った、ということを耳にしたことがあると思います。

思い込みの呪縛を解きたい場合

自分の発している言葉、頭の中を駆け巡る言葉を意識することから始めます。

いつも、とか絶対誰も〜してくれないみんなが〜している、といった言葉が頻繁に口から出ているのなら、要注意です。

本当にいつもなのでしょうか?

絶対の状況ではなかったかもしれません。

誰も〜といっても、具体的には何人の話なのか。など、具体的に考えてみると、実はみんなではなく、ほんの2〜3人だったり、絶対という必要がない場合があったりするわけです。実際に、絶対ということはほとんどの場合あり得ないですし、誰も〜といっても、本当にこの社会で誰もいない、なんてことはなかったりするわけです。

価値観同様、思い込みも自分自身で作り出すものです。

否定的な思い込みは作らないように、繰り返し起こったことの状況を、まずは振り返ってみることを心がけるといいでしょう。

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