メンタル、心は耐えることだけでは強くはならない

ノウハウ

とかく、我慢していることが精神力が強いと思われがちです。

ですが、本当に耐えていることでメンタルが強くなるのでしょうか?

ピアノを勉強している大学生、また、プロを目指すピアニストたちのとてもストレスは大きいものです。試験や、演奏会前のメンタルのコントロール、舞台へ上がったときのコントロール、これらはおそらく、ビジネスの世界でいうプレゼン、またはハイレベルのスポーツ選手たちにも共通している問題と言えるでしょう。

抜かりない準備はしていても、メンタルのトレーニングをしていないと、何度も失敗を繰り返すことがよくあります。

練習の時には、あんなに素晴らしい能力を開花させていたのに、いざ、本番となるとその50%の力も出せずに終わってしまうことがあるのです。

私はそんな生徒さんを見ると、悔しくてたまりません。なんとか、こんなにいいものを持っているのだから発表の場でも、是非、その本来の力をみんなの前で披露してほしい、と思うわけです。

ただ、失敗の経験を重ねればいいのか、耐えながら、チャレンジすればいいのか、というと、それだけではないようなのです。もちろん、1回失敗してしまったから、もう嫌だ〜と投げ出すことはいささか短絡的すぎます。

では、どんなトレーニングやエクササイズが必要なのでしょう。これは日常、ピアノを弾いていない時間、どのように過ごすかが大切になってきます。

いくつかのポイントを上げてみました。

身体を整える

すぐに疲れてしまう、集中力が続かない、よく眠れない、お腹の調子が悪い、食事が良くない、など生活習慣を見直す必要があります。パーフォーマンスは、身体から出るエネルギーが第一です。そのモチベーションや、説得力は健康体から醸し出される、と言っても過言ではありません。

まずは、自分の体をチェックする習慣から始めます。

小さな目標達成に専念する

すぐに、コンクールで優勝したい、大会で大会新記録を目指したい、プレゼンで大口の契約を取りたい、というような人生の夢に近い大きな目標をいきなり設定することは、ストレスを増すことにつながります。なぜなら、達成の可能性がかなりの確率で低いからです。雲の上を眺めてため息をつくのではなく、目前にあるステップを登れば良いのです。

小さい、達成可能なチャレンジをいくつも設定します。

行動にうつす

そして、その目標に向けて行動です。やることをやる。効率の良いやり方を考え早く目標を達成できるようにします。

感情を常に認識しておく

これは、とても大切なポイントです。感情を見つめることはなかなか日常では忙しさに紛れて、できないかもしれませんが、今、自分が一体どんな感情で1日を過ごしているのか、意識してみます。自分に向き合うことは必須です。

感謝の言葉をひんぱんに口にする

小さなことを成し遂げた自分に感謝。周りに感謝。そして生きていることに感謝の念を持ち、過ごしていくことで、心が落ち着き、自分と一体になることで自信につながります。

乗り越えた人の言葉に耳をかす

そして、先輩や、成功した方々のマインドを拝聴し、腑に落ちるところがあったら、どんどん真似してみることです。例えば、小さな習慣や、気をつけていることなどは容易に自分の生活に取り入れる事ができるでしょう。

メンタルが強いというのは、本番だけに強いわけではないのです。

日常の些細なことにも意識が高く、自分なりに工夫しながら日々トレーニングをしているということなのです。

小さなことから、あなたもメンタルを強化していきませんか?

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