罪悪感と向き合うには?

ノウハウ

どんな関係にも存在する罪悪感

  • 経営者と雇用者
  • 親と子供
  • 先生と生徒
  • 夫と妻

など、いろいろな人間関係において罪悪感を感じるシチュエーションに出会います。罪悪感の源は幼少時に受けた心の傷やトラウマが原因となっていることが多いです。

育った家庭環境が、知らず知らずのうちに、ある価値観を育て、その価値観通りに生きられていない自分を責めてしまうといったことが大人になって繰り返されます。

そしてかなりの場合、自分を責めてしまっている原因を意識していないことが多いのです。

例えば、いつも口論が絶えない家庭で育った子供は

「自分が家庭を持ったら口論のない、穏やかな家庭にしたい」

と願いを持ちます。ですが、実際にはなかなか、自分の思い描いた家庭の雰囲気を実現することができず、そうならないのは、自分の所為だ、と思ったり、自分だけが我慢すれば家庭が穏やかになる、と自分を責めます。

そして、そのために、一生懸命努力します。自分はまず怒らないようにしよう、と思い、人間として当たり前の感情、”怒る”ということを自分の中に受け入れないようにします。怒るという感情は、自分のリミットを相手に示す大切な手段です。

そして、ある日、怒りを感じてしまう自分を責め、罪悪感に苛まれることになります。

こういったことは、見捨てられる恐怖、裏切り、放棄、屈辱、不正といった5つの傷が影響しています。

上の例の場合は、恐怖、と屈辱の傷が考えられるでしょう。

親の口論を始終見ていて、子供はある種の恐怖を感じます。その恐怖を2度と味わわないように、大人しい穏やかを装った態度が表面に出てくるのです。

どの傷が一番その人に影響を与えているのかはそれぞれ異なりますが、少なからず2〜3つの傷を持っているとされています。

仕事上の人間関係で、長く続く罪悪感は、責任感が強ければ強い人ほど、真面目な人ほど強く感じるようです。

強くなれ、もっと自分が上達すれば、自分を改善すればいい、といった思考に走り、感情をおろそかにし、必要以上に自分に負荷をかけて仕事をします。仕事を自分のキャパ以上に引き受けたり、無理だと思っても、認められたい、リストラされたくない、といった恐怖から断れなかったりします。

自分をコントロールしすぎると段々と自分の感情から離れていってしまい、心が閉じてしまうことになり疲れ、怒り、落ち込み、また周りの目が必要以上に気になるといった、さまざまな症状となって現れてきます。

ただ、頑張れ、強くなれ、合理的になれ、は逆効果

そのために避けるべきこと

  • 自分だけが我慢すれば、、、
  • 自分だけが悪かった、、、

など、責任全ては自分にあるといった考えから逃げ道を作っておくことが必要です。

ただ、逆に全てが他人のせいである、と思うことではありません。

環境やタイミング、また相手の性格がことごとく自分と合わない場合など、フラットに状況や他人を見ることが大切になってきます。

自分の感情と向き合う

そして、感情、すなわち身体が何を感じているのか、メンタルや身体がSOSを発信していないか、自分に十分に関心を寄せてあげることが必要です。

自分と向き合う勇気を持つことです。

  • 泣きたい時は泣く
  • 怒りたい時は、人に迷惑をかけずに怒ることを習得する
  • 気分を変える方法を習得する
  • 昔の傷を癒す

自分に向き合うチャクラの瞑想を習得できます。

興味のある方はこちらをチェックしてみてくださいね。

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