このコーチングは音を使って、まずはインナーボディーしていただきます。すると、過去や未来に思考が飛ばず、今、ここに居ることができるのです。それは重い感情を解き放ち、一緒に目標を考え、そこに向かってどんな行動を起こせるかという力を引き出すことが出来ます。
音の効能
ほとんどの人が知っているように、身体の約70%が水と言われています。
クジラの鳴き声は広い海の中でもとても遠い距離の仲間に信号を送ることができます。
このことからも、水は音の振動を伝えることができることがお分かりでしょう。
音は耳からだけではなく、身体の全ての細胞を通して、何かしらの影響を常に与えています。綺麗な音、穏やかな音、自然界に近い音は波動も穏やかで、細かく、細胞の働きを沈静化したり、整えたりします。
反対に、波動のあらい音や、電子の音、また、耳に大きすぎる音などは細胞内を乱れさせ、臓器の正常な働きを妨げるのです。
音は瞬時に、そして先入観もなく、感じたそのままが、体内へと浸透していきます。
ピラゴラスはかく語りき
“病気の原因は魂の不調和である”
“音楽は宇宙法則の反映”
“音楽は魂を調律し、覚醒させる”
“音楽は魂を本来の姿に戻す”
そしてさらにピタゴラスの教えを受けたプラトンは
”音楽は私たちの心に魂を与え、思考に翼を与えます”
と残しています。
魂の不調とはなんでしょう?
魂の不調とはなんでしょう?
魂とは、生まれた時、またはそれ以前から存在する「愛」という言葉に置き換えられるのではないでしょうか?
誰でも「愛」そのものとしての赤ん坊として、母親のお腹から生まれ落ちます。そこに悪人は存在せず、無垢で、純粋な生命として存在するのです。
その後、経験、体験、環境などからの影響で、さまざまな成長の過程があり、それぞれの魂=愛について学ぶことになるのです。そこに不調があるということは、自分の中の「愛」が、他人や社会との関係において何か見直さなければいけないものがあることを告げています。
インナーボディーするわけ
コーチングの最初はクライアントさんのお話を伺います。
それぞれの方に、悩みがあり、話している間の感情は穏やかではありません。
一つ、あるいは複数の考えがぐるぐるして、他の解決策が見えない場合が多くあります。
- 過去の出来事、未来への不安
- 周りの人への気遣い、他人軸の見方
「愛」を失ったこういった状況がよく見られます
そこで、まず、今現在にいる状態になっていただきます。
それには、身体に意識を向けることが一番初めにやるべきことです。
- どんなリズムで呼吸しているのか
- 姿勢はどうなっているのか
身体に意識を向けるとたちまち思考はストップします。身体とは、自分自身ということになります。他人の身体の痛みは想像することはできても感じることはできないのです。セッションのその時に、その場のエネルギーを受け取った音楽によって、感情と結びつくことで、身体に意識が向きやすくなります。
今にあることで先に進むことができます。なぜなら、過去や未来、また、他人軸で考えている時に、今後の正しい目標を定めることはできないからです。
インナーボディーできる簡単な呼吸法
どこでも簡単にできる呼吸法をご紹介します。好きな音楽を聴きながら利用すると、効果がアップするでしょう。
ぜひ、試してみてください。
交互鼻孔呼吸
背もたれが垂直な椅子に楽に座るか、床にあぐらをかきます。
右手を鼻の近くに持って行き、息を大きく吐きます。右手の親指で右の鼻孔をふさぎ、左の鼻孔から息を吸います。左の鼻孔から息を吐き、次に人差し指で左の鼻孔を塞ぎます。
今度は」右の鼻孔から息を吸って吐き、左右を交替して、親指で右の鼻孔をふさぎます。
このパターンを1、2分続けてください。
息を吸うのも、できるだけ静かに、リズミカルに行うようにしましょう。
片方、あるいは両方の鼻が詰まっていてもがっかりしないように。冬には良くあることです。
息を吐く時間を、吸う時間の2倍かかるように長くしてください。息を吸う時に頭の中で3つ数え、吐く息が6つ数える間、続くかどうかで見当をつけましょう。
交互鼻孔呼吸は、神経を落ち着かせるのに特に有効的です。
今度、プレゼンテーションや面倒な電話をする前にひどく緊張したり、勤務時間中に疲れて集中力が落ちたりしたら数分でできるこの方法を実践してみましょう。
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