自己開放する素晴らしさ体験

アート

和楽コラボ企画「音の跡」

さる2月5日、神奈川県鎌倉で開催した 和楽コラボ企画「音の跡」

2023年2月5日カノンハウス鎌倉にて開催

終了後の喜びは、それはそれは大きくて、スタッフ一同、もう興奮していました。

この企画は、当時同じブリュッセルに住む4人のお子さんのママさんの協力を得て、数年前、ブリュッセルで試しに行ったものと同じ内容のものでした。

話の始まりは、自閉症のお子さんを持つお母さんと、その4人のお子さんのママさんとの間で話が進んでいたこと。そこで、相談を持ちかけられ、音楽と絵という繋がりが好きな私はこんな企画はどう?ってアイディアを提案したことが始まりでした。

どんな流れの企画?

まず、5分間(短い曲2曲即興)のピアノ音楽を、床に座って自由に聞いてもらい、そのあと、大きな紙に浮かんだイメージや、線や、形を描いてもらいます。

音楽を聴くとき、私は長いことクラシックの分野で生きてきて、その素晴らしさも十二分知っているけれど、演奏会では咳ひとつできない、ガサガサ動いても行けない空気感があることも知っていました。そして、お子さんと同席している保護者の方は、常に、子供さんに、静かにしているよう注意を払い続けるご苦労も知っています。そこで、この企画では、子供さんは床に寝転んでもいいし、動き回ってもいいし、自由にしてもらいます。そして、保護者の方と離れて座ることで、保護者の方もホッとできるし、子供さんも音に集中してもらえるのです。

そしてまた、5分間(短い曲2曲即興)の音楽のあと、再び紙と色に向かいます。真っ白な紙。色付きの紙。何か、真っ白な雪野原に自分の足跡をつけるような興奮に似たものがあるように、私には思えました。自分だけがそこに、その跡を残せるという興奮です。

最後にはほんの短い曲を弾いて、もうあっという間の60分です。

最初の5分間、音楽を聴いているときは、皆さん静かに耳を澄ませていましたが、2番目に弾いた時にはもう、参加者みんなさん、描きたくてうずうずしているのがわかるくらい、エモーションが盛り上がっていることが感じるられて、熱気がムンムンしました。創造のエネルギーのほとばしりです。

今回の参加者皆さんは、最初Kid’s企画として出発したので、お子さんが対象だったのですが、宣伝はあまり上手くいかなくて、申し込まれたお子さんは4人。じゃあ、折角だから、保護者の方もご一緒に、ということで子供も大人も、みんなで絵を描きました。それもよかったのかもしれません。

音を聞くとどうなる?

そうしたら、お母さんたちからすごいエネルギーが出ました。お子さん達より凄かったかもです。

綺麗な色とりどりで、最初は紙の片隅に描き始めていたのに、段々と、模造紙いっぱいいっぱいに、綺麗な色が光を放ち始めたのです。

そして、集中した眼差し、何かを生み出す力、美しい表情でした。

没頭!

やっぱり、私たちには、いくつになっても、みんな、生み出す力を持っている!

自分を表現したい!という気持ちを持っている!私は心から確信して嬉しくなりました。

参加頂いたお母さんの作品

私は確信した!

本当に素敵な時間で、私も開放の喜びの波動をしっかり受け取りました。

そして、こんなコメントをいただきました。

若い頃、音楽を諦めてから長い間,無意識に自分の素の感情や欲求に蓋をしてきた気がしますが、もっと自由に素直に感じ表現してもいいのかも、、という気持ちになりました。

お母さんのコメント

そう、大人になるに従って、色々なものに蓋をしていく。また蓋をしなくてはならないと自分の中で思い込みを作ってしまうのです。

周りと上手くやらなければ、孤立してしまう。

周りに合わせなければ、家族にかわいそうな思いをさせてしまう。

社会や周りにとって協調性があることが重要視されてしまう。

これらのことから、自分の感情を出すことから段々と遠のいてしまい、長い年月が経つと、何が自分にとって本当の感情なのか、本当の欲求なのかがわからなくなってしまいがちになります。

ある一人のお母様が、素晴らしいことを伝えてきてくれましたので、私の言葉ともさせていただこうと思います。

自分を含めて、 現代人(特に大人?)はなかなか自分の本心や感情に気づかなかったり、無意識に感情にフタをして生きていることが多いかと思います。まずは自分の素直な感情に気づき承認し、自分にも他人にも愛情を注いでいくことができると、もっと愛に溢れた世界になるのではないかと。
参加者の方

もう、この言葉に付け加えることは何もありませんね。

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